超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける

超雑談力

作家・心理カウンセラーの五百田達成(いおた たつなり)さんの『超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける』(以下『超雑談力』と表記)をご紹介します。

ほしにゃー

五百田は「いおた」とお読みするんですね。
地方によって「いおだ」「ごひゃくだ」「いほた」さんもいらっしゃるようです。

目次

『超雑談力』の基本情報

基本情報

五百田達成は1973年生まれ、東京大学教養部卒。米国CCE Inc,認定 GCDFキャリアカウンセラー。
・キャリアは角川書店→博報堂→博報堂生活研究所→独立。
・ジェンダー・心理学・コミュニケーションなどをテーマにした著作活動や講演活動を精力的に行っている。
『超雑談力』は2019年ディスカヴァー・トゥエンティワンより出版/206ページ(媒体によって変動します)。
・『超雑談力』は五百田達成の話し方シリーズの中の一冊。

ほしにゃー

話し方シリーズは、累計80万部越えの人気シリーズです。
コミュニケーションに悩んでいる方が多いということですよね……

『超雑談力』の概要

・まずは雑談の定義から。
・雑談する際の基本的なルールを〇×式で説明
初対面の人との雑談について、具体例を挙げて説明
既にかかわりのある人や飲み会での雑談
ビジネスシーンでの雑談
・雑談力がもたらすもの

『超雑談力』は具体的な雑談例がとても多く、読了後すぐに実際の会話で使うことができる優れものです。
雑談が苦手という人は、通常の会話と雑談を同じものとして考えているところに間違いがあると著者は言います。

ほしにゃー

雑談が得意な人は、無意識に切り替えてるんでしょうね。

また、会話が盛り上がること=会話(雑談)の成功ではないという部分もハッとさせられます。
友人や家族との会話とは別物だという意識をもって、雑談独自のコミュニケーション方法を会得する必要があるのです。

ほしにゃー’s レビュー

これまで雑談というものに特別に着目したことはなかったので、『超雑談力』を読んでいろいろな気づきがありました。
初対面の人、あまり親しくない人、嫌いだけど話さなければならない人など、相手や場面によって会話のテクニックが異なる。

ほしにゃー

単なる情報ではなく、気持ちを交換すると親しさが増すそうです。

結局人は誰かに自分を理解し肯定してほしいという欲求を持っていますので、雑談する時もこの部分がポイントになるのだな、と。
逆に親しくなりたくない人・嫌いな人と雑談する時の会話例(会話の終わらせ方こみ)も載っていて、とっても実践的(^^)

声のトーンや身振り手振りに至るまで、微に入り細を穿って雑談方法を書いてありますので、真面目な方は「こんなに覚えられない!」と思われるかもしれません。(もしくは面倒くさいと感じるかも)
また相手との関係性によっては、著作にあるそのままを真似するわけにはいかない場合もあるでしょう。

ほしにゃー

ザッと読んで、頭の隅に覚えておくだけでも違いますよね!

雑談も、経験値を積めば積むほどレベルアップしていきます。
初めはマニュアル通りに試してみて、場数を踏んでいきながら雑談力の向上を目指していくほかないのでしょうね。

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