注文の多い料理店/宮沢賢治

注文の多い料理店

今回はタイトル、ストーリー共に有名な宮沢賢治著『注文の多い料理店』をご紹介します。
『注文の多い料理店』は著作権が切れているので、青空文庫で無料で読むことができます。

ほしにゃー

kindleでは、始めの数ページのみ無料で読むことができるようです。

紙媒体で手元に置きたい派のあなたはこちらをどうぞ。

目次

『注文の多い料理店』の基本情報

基本情報

・1924年(大正13年)発行の短編。
・発行当時は鳴かず飛ばずで売れなかったが、現在では宮沢賢治の代表作の一つとなっている。

『注文の多い料理店』の概要

『注文の多い料理店』のあらすじ

二人の若い紳士が主人公です。
都会から来た紳士たちは山へ狩りに来たのですが、猟犬たちの命よりも金銭の損得勘定しか頭にないというわんこ派閥の敵のようなキャラクター。

ほしにゃー

最低ですね……

そんな紳士たちは、山の中で西洋造りの立派なレストランをみつけます。

RESTAURANT

西洋料理店

WILDCAT HOUSE

山猫軒

宮沢賢治著『注文の多い料理店』より

猫派のほしにゃー的に魅惑的な店名です。
しかし店員は見当たらず、紳士たちは張り紙に指示された通りに身なりを整えたり、持っていた鉄砲を預けたり……

ほしにゃー

そして訪れるどんでん返し。

ほしにゃー’s レビュー

ほしにゃー’sレビュー

命や自然を軽視する主人公たちが痛い目に遭うという教訓話ですが、わんこたちの懐の深さに涙しました。
人間側が裏切っても、動物たちは裏切らないんですよね……

ほしにゃー

しかし、わんこ=自然と考えると話は違ってきます。

昨今は「今まで経験したことのない」災害、気候変動が頻発しています。
自然を我が物顔で無計画に利用した結果、この現状があるのではないでしょうか。

ほしにゃー

二人の紳士を笑っている場合ではないのかも知れません。

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