賢者の書/喜多川泰

賢者の書

自己啓発書部門で多くのヒット作を持つ喜多川泰(きたがわ やすし)のデビュー作『賢者の書』をご紹介します。

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目次

『賢者の書』の基本情報

著者喜多川泰
出版年2005年
ジャンル自己啓発
ページ数165頁(kindle)

喜多川泰とは

  • 1970年生まれの小説家・塾経営者
  • 大手学習塾に就職後、自らの学習塾「聡明舎」を立ち上げる
  • 塾の経営、教師、執筆のほか全国で講演活動も行っている

『賢者の書』のあらすじ

主人公アレックス=モルトマン……中学生と高校生の子供がいる既婚者、妻とも子どもとも上手くいっていない。リストラに怯える会社員。

ほしにゃー

なかなかリアリティのある設定ですね

なにもかも上手くいかず「とにかく一人になりたい」と思ったアレックスは、学生時代3年間だけ住んだことのあるドイツの田舎町へと逃避行します。
あまりいい思い出もない町の公園に座っていると、不思議な少年サイードと出会います。

少年サイード……アジア系の顔立ち、祖父からもらった『賢者の書』を完成させ、最後の賢者に渡すために旅をしている。

9人目の賢者がサイードの書いた物語を読んで認めてくれれば、サイードの旅は終わります。
アレクッスはサイードがこれまで旅して出会った8人分の賢者の教えの物語を読んでいくのでした。

『賢者の書』の見どころ

  • ファンタジー風の物語を易しい言葉で書いてあり、子供にも読みやすい
  • 賢者の名前賢者の教えが同じ風味になっていて覚えやすい
  • 本当の意味の「人生の成功者」とは何かを教えてくれる
  • 自分だけでなく周りの人も幸せになる方法
ほしにゃー

賢者の教え→サイードによるまとめ の形で進んでいくので理解しやすいです。

ほしにゃー’s レビュー

ほしにゃー’sレビュー

自己啓発なんてビジネス本でしょ?と思う方も多いでしょうが『賢者の書』はビジネス本というより、人生をどういう姿勢で考えるのか、自分や他人を敬う心、社会への感謝など「人生哲学」を書いた著作です。

手っ取り早く金持ちになる方法、社会的名声を得る方法ではありません。
しかし小手先のテクニックではなく、基本的な人生の心構えを学ぶのは遠回りのようで一番の近道のような気もします。

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