『賢者の書』で作家デビューした喜多川泰(きたがわやすし)の2作目、『君と会えたから……』をご紹介します。
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目次
『君と会えたから……』の基本情報
著者 | 喜多川泰 |
出版 | 2006年 |
ジャンル | 自己啓発 |
ページ数 | 179頁(kindle) |
手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙/喜多川泰
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『君と会えたから……』のあらすじ
主人公ヨウスケ……17歳の夏休み、将来への漠然とした不安を抱きながらも無為に過ごしている
実家の稼業である本屋の店番をしていたヨウスケの前に、魅力的な女の子ハルカが現れてヨウスケの生活は一変します。
謎めいたハルカはヨウスケの夢を叶える手助けをすると言い出し、ヨウスケは承諾します。
ハルカは「パパに教わった」という素晴らしい人生を送る方法をヨウスケに伝授していくのでした。
ほしにゃー
ハルカの講義を簡単にまとめると、以下のようになります。
- 人生において自分が何を求めているのかを知る
- 自分が求めているものを得るには具体的にどういう方法があるのかを考える
- 経済的な成功とは何か
- 自己受容
- 手段と目標を混同しないこと
- 先入観を取り払う
デビュー作『賢者の書』と根本的な部分では同じですが、主人公が高校生男子なので「将来に悩む若者」にスポットを当てた展開になっています。
賢者の書/喜多川泰
自己啓発書部門で多くのヒット作を持つ喜多川泰(きたがわ やすし)のデビュー作『賢者の書』をご紹介します。 kindleはこちら↓ リンク 紙の書籍はこちら↓ リンク 【『…
中高生向けではありますが、大人が読んでも刺さる言葉、啓蒙される部分もあるのでおすすめです。
ほしにゃー’s レビュー
可愛い女の子とデートめいた逢瀬をしながら人生の大切な教訓を得る、とか男子に都合のいい夢かよ……と思わなくもないですが、どうせ習うなら誰しも好ましい人の方がいいですよね(^^
『君に会えたから……』は人生を考えること、限りある命を大切に日々を生きるという2つのテーマを持っています。
毎日を人生最後の日のように生きる
セネカ著『人生の短さについて』より
とはローマ皇帝ネロの師セネカの言葉ですが、上記の二つのテーマは切っても切り離せないものですよね。
人生の短さについて/セネカ
ローマ皇帝ネロの師として有名なセネカの著作『人生の短さについて』他2編をご紹介します。 Kindle版はこちら↓ リンク 紙の書籍はこちら↓ リンク 【『人生の短さについ…