手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙/喜多川泰

手紙屋蛍雪篇

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喜多川泰の著作4作目『手紙屋 蛍雪篇(けいせつへん) 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(以下『手紙屋 蛍雪篇』)をご紹介します。

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目次

『手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』の基本情報

著者喜多川泰(きたがわやすし)
ジャンル自己啓発
出版年2007年
ページ数204頁(kindle)

『手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』のあらすじ/まとめ

前作『手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙』と登場人物がリンクしています。
ストーリー的には前作を読まなくても問題ありません。

ほしにゃー

時間軸的には、今回の『蛍雪篇』の方が過去になります。

前作は就活生が主人公でしたが、『蛍雪篇』では高校2年生の女子学生、内田和花が主人公です。

内田和花(うちだ わか)……主人公。高校の先の将来をどうするか決まっておらず迷っている。

和花は高校卒業後働くのか、大学に行くのか、大学に行くにしても勉強する気が起きないという状態。
夏休みに入り両親が旅行で一週間いない間、東京にいる兄夫婦の家で暮らすことになります。

和花は兄が昔利用した『手紙屋』の話を聞かされ、人生についてのアドバイスをくれるという『手紙屋』に手紙を出してみることにします。

ほしにゃー

『手紙屋』は10通の手紙のやり取りをしてくれます。

前回の『就活』編では働くことについてスポットが当てられていましたが、『蛍雪篇』では何を目的として勉強するのか、そもそも勉強とは何なのか、勉強によって得られるものは何かなどが語られます。

これから将来を決める若者だけでなく、既に社会に出た人たちにとっても「勉強すること」の大切さやメリットを教えてくれます。

受験は人生の中で大変大きな問題であり、自分の理想と現実とのギャップに直面する機会でもあります。
理想を持つのは悪いことではありませんが、一流大学に受かることが人生の目的になってはいないでしょうか。

良い大学に行くこと=人生の勝者という図式が正しいと思っている方に読んでいただきたい著作です。

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